振付します!劇団モリオカ市民公演「新版 わたしのじゃじゃ麺」

外は氷点下の盛岡です。でも心は演劇でアツアツ!!そんな盛岡の人達による市民劇団「劇団モリオカ市民 」の公演が3月5日(土)と6日(日)に盛岡劇場メインホールで行われます。舞台の題材は、同劇団で13年前に上演し好評を博した盛岡三代麺シリーズの一つ "じゃじゃ麺" の創始者の心温まる人間物語をブラッシュアップしてお届けする「新版 わたしのじゃじゃ麺 」です。 

私は、今回ご縁を頂き、劇中の振付指導をさせて頂きます。

先日、制作発表があり意気込み等をお話させて頂きました。 

盛岡の人とじゃじゃ麺の魅力が爆発する振付にしたいです。ワクワク!がんばります!

 ☆記者会見の様子を取り上げて頂いています。

   →盛岡経済新聞さん 

   →岩手日報さん

劇団モリオカ市民さんの公演は今回が第8回目で、今年は、コロナ禍のため2年ぶりとなる劇団待望の公演だそうで、出演者は高校生から70代までの演劇が好き!出てみたい!などの熱い想いで集まった個性豊かな盛岡市民の皆さんが昨年より稽古に励まれているのです。毎回観劇を楽しみにしているファンの皆様も多いようで、今回どんな公演になるか楽しみですね!公演の詳細はこちら☆

チケットのご購入・ご予約はお気軽にこちらにご連絡くださいませ。お席ご用意させて頂きます♪


ところで、今回、頂いた脚本を読んで知りましたが、 

実は、じゃじゃ麺は様々な奇跡が重なって今に受け継がれている味らしいのです。

皆さんご存知ですか?舞台のネタバレにならない程度にお話させて頂きます。


じゃじゃ麺の元祖生みの親、高階(たかしな)さんは、戦時中満洲へ渡りました。戦後の昭和28年頃、無事に盛岡に帰って来て(本当に無事に帰って来れてよかった!)、盛岡市桜山付近で屋台を始めます。屋台の手伝いをしていた娘さんに出した"まかない麺"が「じゃじゃ麺」の始まりなんだそうです。 

へぇー!ですよね。 

また、そのじゃじゃ麺の味は、満洲時代に生死を彷徨う様々なドラマがあるんですが、その中で、高階さんの命を救った「ジャージャー麺」の残り汁に、卵とスープを加えた食べ物から構想を得たそうなんです。 

さらに、へぇーー!です。

うー、そんな話をすると、じゃじゃ麺が食べたくなるー!


ということで、

先日、高階さんが試行錯誤して完成させた、元祖じゃじゃ麺が食べられる「白龍(パイロン)本店」を訪れ、生まれて初めてじゃじゃ麺を頂きました。 

なんとも味のある佇まいではありませんか。

中に入ってみると、厨房には、高階さんの屋台を手伝っていらした娘さんが、まだまだ現役で働いていらっしゃって、先代の味をイキイキと引き継いで守っているお姿にまずホッコリするのです。 

そしてこれが、じゃじゃ麺 (小)です。

いただきまーす!

まずはお皿に乗ってる全部をかき混ぜて食べてみる。そして、お酢やニンニク、ラー油を自由にカスタムして混ぜ混ぜ。お酢とラー油は個人的に好物なので多めに入れてさらに混ぜ混ぜ。想像以上に肉肉しくなく、あっさりしてとても美味でした!

最後は具を少しだけ残して、テーブルの上の卵を割って定員さんへ「お願いします」と器ごとパス。

しばらくすると、スープとじゃじゃ味噌が追加された「ちーたんたん」がやってきました!

これ、この季節に最高です。ポッカポカ全身が温まりました。

戦後の趣きあるお店で、歴史を感じながら初めて食べるじゃじゃ麺。愛と知恵の味に感動でした。ごちそうさまでした!  


おそらく、舞台「新版 わたしのじゃじゃ麺」の観劇後は、白龍さんのじゃじゃ麺が食べたくなるに違いありません。 ぜひ観て食べて心も体もホッコリしてください。


高階さん、上演できるように天国から見守っていてくださいね。

舞姫☆ちあき☆オフィシャルウェブサイト

俳優・ダンサー・振付家として岩手・東京を中心に活動している舞姫☆ちあき☆のオフィシャルウェブサイト 映像・舞台・ダンスパフォーマンスなどの出演や、表現力を高めたいダンサー・役者向けのプライベートレッスン、劇団など団体への振付・身体表現指導・ワークショップなど行っております。

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